アスイロ恋模様

140文字に収まらない感想や妄想の置き場です

生産性のあるオタクになりたいお話

はじめに

「あなたの趣味、特技は何ですか?」 

就職活動中、何度も聞かれた質問。パッと答えられて話題を展開できる人もいれば、言葉を詰まらせて沈黙してしまう人もいる。ちなみに私は後者だった。

思えば初めてこの質問に遭遇したのは中学生の頃だったかもしれない。一定エリアの小学校から集められ形成される中学1年生の春。自己紹介から始まるそれは当たり前のように趣味・特技を発表する場所となった。当時スポーツクラブや習い事に通ってなかった私は胸を張って言える趣味も特になく「趣味は読書です」のテンプレで乗り切った記憶がある。

中学生なら趣味がなくても仕方ないと言う人もいるかもしれないが、このテンプレは高校1年生の春にも引き継がれた。

そして、大学4年生の就職活動でも………

趣味と言えるか分からないが、中学生からアニメに触れていた私は大学2年時に何となくアニソンサークル(と謳っている)に所属。その夏に初めてオタクイベントに参加した。

 いや、めちゃくちゃピュアだなこいつ

ここからバンドリにハマり何度か現地に参加していわゆる"オタ活"を楽しんでいた。

そして、同時期にサークル主催や個人主催のアニソンクラブイベント=アニクラに初めて参加して、同学年のオタクや先輩がDJ機材を用いて会場を盛り上げている様を目の当たりにした。正直、衝撃だった。特に同い年のオタクがバカみたいに最高なDJしてて涙すら出た。(影踏み→プラリネ→スタビ→ストリーテラーとか殺しにきてるでしょ)

この時から記事のタイトルでもある"生産性"について考えるようになった。

自分も彼らみたいに好きをアウトプットしたい。何かで表現できるオタクになりたい。と強く思うようになった。(多分根本にはチヤホヤされたい感情があったことも否定できない。)

特に周りのオタク全員DJやってるんじゃないかと思うくらい、DJ率が高かったことも理由の1つにあると思う。環境が良かったことに感謝。

初めて録ったmixをmixcloudにアップして周りの人からアドバイスやコメントをもらえたことは、「自分の行動、作品が他人から評価される」という経験は大げさかもしれないが生まれて初めてだったかもしれない。とても嬉しかった。

まとめ

インプットとアウトプット。

受け取ることは簡単だが、受け取ったことを自分の中で噛み砕いて他者に伝えることはとても難しい。現に今こうして書いてる記事も100%読み手に意図が伝わるわけでもないし。

そう思えば小学校の読書感想文は非常に大切なセッションだった。先生が必ず評価してくれたのだから。

「他者から評価される」大人になるとその当たり前も待っていてはやってこないことに気づく。

別にオタクはDJしろと言いたいわけではないし、DJしているから偉いわけでもなんでもない。

ただ単に自分にとってはDJやブログを通して気持ちをアウトプットすることが合っていた。それだけである。

ライブやイベントに参加して終わり。じゃなくて、その感想なり感情なりを他者に発信してみると色々楽しいことが起きるかもねって話。

 

※偉そうに聞こえたらごめんなさい