私的ホットな楽曲たち【19年7月】

こんにちは。今期アニメは「舞-HiME」を観ています。

オタクブログに感化されたので最近聴いてる楽曲5選（くらい）を定期的にまとめたいと思います。少しでも楽曲に興味持ってもらえると幸いです。

・言えなかったサンキュー/南端まいな

作詞:近藤ひさし作曲:鴇沢直

収録:『Clarity』

言えなかったサンキュー

南端まいな
J-Pop
¥150

provided courtesy of iTunes

2018年に解散したアイドルグループ「アイドルネッサンス」の元メンバーで、同年にソロデビューを果たした19歳の新星。

今年3月にリリースした1stミニアルバムでは持ち前の透き通った声質で多感な十代の繊細さを歌い上げている。

全体的にゆったりめなグルーヴの作中でも「言えなかったサンキュー」は明るいメロディながら時折見え隠れする不安に注目してほしい。サビの裏声もめちゃめちゃエモい。

いつもの笑顔にサンキュー
あなたが笑ってくれるから
木漏れ日を駆け抜けるように
進んでこれたよ

・流星ヘブン/大森靖子

作詞作曲:大森靖子

収録『MUTEKI』

流星ヘブン

大森靖子
ロック
¥250

provided courtesy of iTunes

youtu.be

超歌手🌏大森靖子が切り取った"生と死"の一面。生きることについて悩んだり、疑問を抱いたり、自分は何の為に生きているのか、なぜ生きなければならないのか、どうやったら上手く生きれるのか。そんな誰しも一度は考えたことのある"生と自分"についての葛藤を隠すことなくさらけ出した一曲。

AメロBメロと進むにつれて静かな曲調から音数が増えていき、これまで抑えていた感情を吐き出すかのように叫ぶ（これはいわゆるシャウトと言える）「私で魂ヌいてください」。叫びからはじまるサビは外見やプライドと言った"他人"と接する際に生まれる飾りを脱ぎ捨て、ひたすらに心情を吐露する。

一見暗い曲のようにも聴こえるがサビの「優勝が欲しいなら今ここでどの私を殺そうか」にも見られるように生きることについて誰よりも真剣だからこそ歌える曲なんだと思う。

都合よく好きな一瞬を永遠にされるのが怖い

君が他界したあとも私の命は続く

このフレーズにさんざん頭を悩ませてる

・Bye Bicycle/井口裕香

作詞:zopp 作曲:根本優樹編曲:渡辺拓也

収録『Love』

Bye Bicycle

井口裕香
アニメ
¥250

provided courtesy of iTunes

youtu.be

井口裕香さんが歌う失恋ソング。このフレーズだけで床に倒れ込むオタクが続出するだろう。

歌い出しで「嗚呼恋なんてもうしたくない」と叫びつつも自分の心に整理がつかずすぐ溢れた「だけどまだ君だけが消せないんだ」の一言。

開始15秒で信号無視による負傷。しかし、まだ再生時間は5分もある。生きて帰れるのか？そんな不安が胸をよぎる程、冒頭からクライマックス。

全体的にテンポが心地良い楽曲でサビの「諦めるためバイバイセイコー立ち漕ぎでゆけバイバイセイコー」のフレーズに自然と体が揺れて頭を抱えてしまう。しかし、"失恋曲"でありながら"哀しさ"を疾走感溢れるメロディに乗せて歌うそれはいつまでも自転車から降りたくない気持ちにさせられる。一気に自転車で坂道を下りながら、大声で叫びたい。

感じるままにただ歌って君に捧げる

嗚呼もう自分に嘘つけない

忘れても君だけは消せないんだ

消せないんだずっと

・また僕らは明日を知る/伊藤かな恵

作詞作曲編曲:渡辺拓也

収録『カサナルケシキ』

また僕らは明日を知る

伊藤かな恵
アニメ
¥250

provided courtesy of iTunes

上で紹介したBye Bicycleの編曲を担当してる渡辺拓也さんが優しい歌声と切なさの表現に強い伊藤かな恵さんに提供。

ゆったりとした曲調で大人になることの不安を歌った普遍性を持つ一曲。

いつまでも続くと思っていた夏に終わりがあることに気付くように。永遠のような一瞬の先に待つオトナの世界を知ったとき僕らは何を思うのだろう。きっと歌詞にあるようにあの日に戻りたいと懇願すると思う。オトナになると働かなきゃだし、昔のみんなと一緒にいられなくなるし、どんどん嫌いだったオトナ達の色に染まっていくことに抵抗もなくなってしまうし。だから今だけはワガママな僕を許してほしいと歌うのだろう。

オタクポエムを垂れ流してしまったが、水瀬いのりさんの三月と群青オタクにはぜひとも聴いてほしい楽曲。

だって社会人になりたくないしね。