アスイロ恋模様

140文字に収まらない感想や妄想の置き場です

相坂優歌について私が伝えたい1つのこと

2019年7月29日(月)

週末明けの月曜は目に見えない様々なドラマがある

ブルーマンデー症候群と戦いながら出社した者

絶起して襲撃者エグゼドライブと化した者

キングクリムゾンで朝チュンを迎えた大学生

私は楽○カードと家賃の引落としに部屋の隅で震えていた

そんな憂鬱で仕方ない月曜日の午前10時

1つの爆弾がツイッターに投下された

いや、正しくはたった100キロバイトの電子データが。

これはその爆発で瀕死に追い込まれた男が書き残した戦いの記録。

 

 

第一の爆弾 ANIME SEIYU

twitter.com

ANIME SEIYU

名前のとおりアニメや声優の最新情報を随時発信、フォロワー数12万超を擁する二次元コンテンツ最大級のニュースアカウント。

事の発端はここから始まる。

私は当該アカウントをフォローしていなかったため、某俊○警察のRTで少し遅れてそれを目にした。

この投稿を見てほしい。

「 相坂優歌」

クソアフィまとめブログなら経歴をウィキペディアからコピペする箇所だろう。

職業は声優。未婚。28歳。

そう。

彼女は声優だ。

しかし、声優が写真集?と疑問を抱く者は少ないはずだ。

それくらい現在の声優にとって写真集の発売は当たり前。

有名プロレスラーが焼肉屋を経営するようなものだ。

また私は相坂優歌さんのファンでもある。

5月の写真集制作アナウンスから日々楽しみにしていた。

「じゃあ何をそこまで騒いでんの、素直に喜べよ」

そんな言葉が聞こえてくる。

しかし、素直には喜べないのが本音だ。

なぜなら彼女は写真集についてこう話していた。

水着はありません!みなさんのお目汚しになっちゃうので......

また、過度な露出もありません!

でも、他の声優さん達の写真集とは趣向の違ったものになるかもしれないので楽しみにしててください! -5/18相坂優歌復帰ライブ「あいのうわ塗り」-

 このとき私は「水着見たかったから少し残念だけど、復帰してすぐに写真集発売決定されるだけで嬉しいし、早く読みたい!」と自分を納得させていた。

それから二ヶ月後

最初にお披露目された先行カットは浴衣を着て微笑んでるものだった。夏らしくて良いな~頬好きだな~とニヤニヤ。ますます写真集発売が楽しみになった。

珍しくそんな純情な感情に身を委ねていた私。

しかし、ここで上記の投稿が目の前に降ってきた。

 

第二の爆弾 ファンとしての矜持

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写真集の発売日9/5で誕生日なのエモいな~~とか、

サイン会何としても当選したいな~~とか、

そういた諸々の感情を置き去りにして出た第一声

 正直悔しかった

過激な露出はないって言葉を信じてた

セルリアンスカッシュMVくらいが最高火力かな?

そんな甘い考えの自分を殴りたくなった

だってこの写真はあまりにも、

あまりにも、

私の性癖をぶち抜いていたから。

C.C.の拘束衣でSay2した野獣に対してこの1枚は残酷なくらい美しくて、求婚に等しいものだった。

これまで女性声優で前屈みになることはあれど、決して息子のお世話を任せたことはなかった。

それは私に残された唯一の良心だったのかもしれない。

しかし、その良心もこの光景の前に崩れかけた。

だが同時にあるツイートを思い出した。 

数年前、相坂さんはこんなツイートをしていた。

自撮りツイートにぶらさがった心無いリプライに傷ついて(どんな経歴があろうとも心は辛い溢れた彼女の本心

声優といっても仕事は多岐に渡る。

本業であるアニメやナレーター業だけではなく、歌手活動であったり、アイドル声優と揶揄される活動(写真集も含む)だったり、本人と意思とは別に業界や事務所にレコード会社。様々な思惑が絡み合う戦場の中に声優は置かれている。

それは私たち消費者が望んだ結果なのかもしれないし、業界が利益を最大化するために辿り着いた商法なのかもしれない。

その中で「自分らしさ」とぶつかり、色々な要因が絡みあい短期休業を発表した相坂さん。

休業期間の約1年、多くの葛藤と戦っていたことをライブパンフレットのインタビューで答えていた。

だからなのか。5月の復帰ライブは死ぬほど感動的だった。

【感想】相坂優歌 復帰LIVE『あいのうわ塗り』 - アスイロ恋模様

さんざん偉そうに語っているが、私が彼女を好きになりファンになったのは今年の3月。日数的にも知識的にも”浅い”のは承知している。だが「好き」という気持ちは声に出して叫んで良いんだと私に教えてくれたのも彼女だった。

このとき私は確かに相坂優歌という存在に救われた。

オタク歴全般が短い私にとってこれまでどのジャンルに手を出しても一定数から「にわかはくるなよw」と囁かれている気がしてならなかった。それもあって逃げ出すように推しの変わる日々。最初に相坂さん推しになった時もこの気持ちは拭えなかった。しかしこのツイートを見て、これまでの悩みがくだらなく思え自然と笑みが出た。「あぁ。自分はこの人を応援し続けよう」そう誓った。

 

第三の爆弾 Look back

刺激的な写真と自分の信念。

この二つが激しくぶつかり合い、私の心を疲弊させた。

 本人の意思とは反対に撮られたであろうポーズ。

それを考えると素直に喜べない一方で、

男として無意識に前屈みになる体。

二律背反を抱える中、何とはなしに音楽プレイヤーを起動。

こういう時こそ音楽でも聴いて心を紛らわせよう。

深い意図はなくシャッフル再生した。

軋むベッドから見える 地獄に似た青い空

つくったりならべたりくだらない

どれが虚像?真実?

興味ないなら見ないでね精神

有り余り溢れ零れて 止まらないとか別にない

言葉はパズルみたいで無理 痛い

相坂さんが作詞した Look back

その歌詞が痛いほど胸に刺さった

まるで彼女が話しかけてくるようで。

Look back 誰かと同じでは居る意味がないけれど

一人で生きるほど 強くないから

あなたが立つ場所と 私が選んだ場所

どこにも似てなくて 奇跡を誇るべき場所

自分らしく生きること 邪魔されたくないから

また振り返るけど ただ信じ続ける

そうだった

相坂さんはずっと前から歌っていた

自分らしさについて

それで傷ついたとしても

それでも、自分を信じ続けて進むことを

 最初から彼女の答えはそこにあった

なら1ファンとして自分がすることは決まっている

写真集を買い、サイン会に行く

そして、彼女に、相坂さんに

ありがとうを伝えよう

それだけでいい

 

地球上誰も敵になろうとも

ただ一つ消えないひかりがあれば

 

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