-『相坂優歌と前田玲奈のトガリズム#2』を聴いて-
クソリプってありますよね。
バズッたり、有名人のツイートにぶらさがってるアレです。
本文に何ら関連性がなかったり、脈絡もない怪文書を自信満々に投げつけてくるやつ。
ツイッターを利用していると目にする機会も多いかと思います。
そんなクソリプの被害にあうことも多い女性声優さんが、本人達のラジオで興味深いことを話されていたので簡易的にですがまとめてみます。
※ここで指すクソリプは上記の文字が読めないタイプではなく、悪口や下品なことをわざと送るタイプです。
相坂優歌と前田玲奈のトガリズム | インターネットラジオステーション<音泉>
7/2より隔週火曜更新でスタートした声優の相坂優歌さんと前田玲奈さんがパーソナリティを務める本ラジオ(以下、トガリズム)
そんなトガリズム#2(7/16更新)ふつおたコーナーでの一コマ。
便「ツイッターで声優さんに普通のリプライではなく、クソリプを送っている人が一定数いますよね。あの心理を説明すると彼らは好きな人に軽い嫌がらせをすることでしか好意を伝えることができないんだと思いますよ^^」
相「なるほどーでもさ、何でそんなの送るんだろうね」
前「私の周りにはあんまりクソリプってこないからよく分からないな……でも、好きだから軽い嫌がらせ(クソリプ)やっちゃうんだっt
相「軽い嫌がらせって言いますけど。軽くないですから」
前「うんうんうん……」
相「さっきも言いましたが言葉はナイフですよ」
前「言葉の受け取り方は人次第だもんね」
相「人次第だし、明らかに傷つけようとして送ってきてるじゃないですか」
前「確かに自分のこと調べようとして検索かけたら、ブスやデブ、BBAなんてツイート見つけたり生放送でもそんなコメント流れてくることあるよ。でもこれって好意とかじゃなくて悪口じゃん?」
相「うん、悪口だと思うし」
前「でも私は別にいいよ~~って思うの」
相「いいの!?」
前「そういう人達って何か色々抱えてるわけでしょ?発散したいんでしょ?」
相「でもそういうのって結局、興味がなければ悪口も言わないと思うんすよね。興味がない人にわざわざ言わないでしょ」
前「確かにそういう人たちのツイート見にいくとずっと悪口しか言ってない」
相「そうでしょ?結局その悪口言ってる相手のことを気になってるんだと思うよ。とはいえ、傷付くよそりゃ。とはいえ、分かっていても(そういう意図だと)傷付くよ」
前「うん。なんでわざわざフルネームいれて悪口書くんだろうね」
相「何なんだろうね。構って欲しいのか、『俺は○○○○(推し声優)のこと分かってるからそういうことも言っちゃうけどね。単純に好き!神!と言ってるようじゃ周りとレベルが同じだからね(笑)』みたいな心理なのかもね」
前「色々な人がいるもんだね。相坂くんはどうなの?」
相「私もクソリプは来ないわけじゃないよ。休業してみんな優しくなったけど(笑)」
前「(笑)、優しくなって良かったね」
相「うん。でもSNS頻繁に更新していた時期はね。色々なこと言われるのも多かったよ。良いコメントもあれば、事実かもしれないけど言葉はナイフだって思うことも。」
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以上が大まかな会話内容です。
再度確認ですが、ここで指すクソリプは文字が読めないタイプではなくわざと悪口なり下品な言葉を投げつけるものです。
以下、私の感想です。
いやーまさか開始10分足らずでこんな深いパンチが繰り出されるとは思わなかったです。隔週更新でやっと聴ける!とほぼ通知と同タイミング、ワクワク再生したらこれですから。
確かに相坂さんは色々とツイッター関連で悩んでるのが彼女のツイートや過去のメインラジオ(相坂くんのリトマス紙)を見ているとよく分かります。何度もラジオやツイッターで言葉の持つ怖さについて語っていました(メンタルも同業者と比べたら決して強いと言えないのは確かです)
この手の話題になれば「そういう職業を自分で選んだんだから悪口の類を言われるのは仕方ない、我慢しろ」という意見を毎回耳にします。いや、まあ言いたいことは分からなくもないです。人前に出る職業なら批評されたり反感を買ったりすることもあるでしょう。
ただそれが、本人にどれだけ悪口を言ってもいい正統な理由になることはないと私は思います。好意からでた悪口であったとしてもやっぱり言われて気持ちの良いものではないし。
接近イベントが少なかったり、なかったり、LIVEやアニメイベントでしか表に出てこなかったりというケースが多いのもわかります。それで何とかレスをもらおうとSNSで過激な行動(某クリッ)やクソリプを送りたくなるのも。
しかし、彼ら彼女らも自分と同じ1人の人間です。SNSを通しては見えない表情が必ずあります。だからこそ、匿名でクソリプを送ったりするのではなくお手紙だったりプレゼント箱だったり、ラジオメールだったり、好意を伝える色々な方法があると思います。