石原夏織1stアルバム「Sunny Spot」に完敗したお話
先日半年ぶりにCDをレンタルしました。
TrySailの3rdアルバム「TryAgain」、三月のパンタシア2ndアルバム「ガールズブルー・ハッピーサッド」を聴きたいなーと思いふらっと立ち寄ったのですが、CDレンタルはまとめてするのがお得だぞ！！（通常1枚300円、5枚で1000円、以降200円）な料金形態なのであと3枚適当に借りようかなと思い、アニメコーナーをふらふら散策。
目に入った「シャーマンキング」と「うえきの法則」ベストをカゴに入れ、あと1枚。
最後は何にしようかなと女性声優コーナーを「あ行」から順に物色していたところ、
「石原夏織」の文字を発見。
（確かFF内のオタクがアルバム絶賛してたな……君に決めた！！）
帰宅
(ハイッ)
(ハイッ ハイッ ヤアッ ハイッハイッ
ハイッ ハイッ ヤアッ ハイッハイッ
ハイッ ハイッ ヤアッ ハイッハイッ
ハイッ ハイッ ヤアッ ハイッハイッ
アチョーッ)
休憩
優しい視線でこちらを見つめる石原夏織さん（ジャケ絵）と目があったので、
ニコニコしながら1stアルバム「Sunny Spot」をシャッフルPlaying
･･
「いくつピース探せば 未来に逢える？」
･･･
「次はどんな光景を 魅せてくれるの？」
･･････
「何処まで行けば 未来に逢える？」
･････････
「エンドロールだなんて まだまだいらない」
････････････
いやいやいや、何だこの破壊力。
サビ始まり大好物だけどそれにしても衝撃が強すぎた。
恥ずかしながら今更Sunny Spot取り込んだんですけど一曲目に聴いたUntitled Puzzleが強すぎて怖くなってきました
— おわわ (@Aegis07cc) 2019年4月14日
これは正座して聴かなきゃいけないと悟り深呼吸して次の曲へ
「雨模様リグレット」
完敗。
新谷良子さんの「雨のスリーコード」や沼倉愛美さんの「Hello,Ms.myself」を初聴きした時の感情を思い出しました。
何よりアルバムタイトル「Sunny Spot」に″雨″をテーマにした曲が入ってるのが、良い。毎日私たちを照らしてくれる太陽もずっと晴れているわけではなくて。同じように明るくて暖かくて力強い歌を歌う彼女にも、憂いの雲がかかり悲しみの雨は降るわけで。普通そういった″弱さ″は笑顔の裏に隠して他人に見せることは避けられがちだが、「Sunny Spot」ではそれら全てにスポットをあて、一つ一つ丁寧に心を込めて歌い上げています。時に春の息吹のように暖かく迎えてくれたり、夏の太陽のように眩しく照らしてくれたり、秋の落葉のように足元をカラフルに染めてくれたり、冬の朝のように空にとけるため息が目で見えたり、その瞬間瞬間の感情に寄り添ってくれるアルバムだと感じました。
このテーマは1st､2ndシングルからも読み取れます。
未来に繋がってくよ 何も怖くなどないよ（Blooming Flower）
ヒカリと影とをもう切り離さずに すべてが連鎖してく現在を感じよう（Ray Rule）
どの曲も非常に強く、沢山語りたいのですがそれは改めて書こうと思います。
以下、印象に残った1フレーズを抜粋
「Sunny You」
↓（臆病に揺れる心を キミという太陽 照らしてくれた）
「CREATION×CREATION」
↓（だってキミはあきらめないし 世界も変わる 変わるはずだから）
「虹のソルフェージュ」
↓（ここから遠くへ 遠くへ 好きな色に変われ）
「Orange Note」
↓（キミという太陽のそばで笑っていたいの）
「empathy」
↓（そっとふれるsympathy 涙を拭いたら その先へ）
「雨模様リグレット」
↓（いつか成長できた頃に会える そんな歌を聴いている）
「Ray Rule」
↓（Rule･･･間違いにさえ 意味があるから）
「Untitled Puzzle」
↓（シナリオなんてないほうがずっと 自由だね）
「Singularity Point」
↓（迷わず掴め！）
「Blooming Flower」
↓（未来は1秒先で キミのスタートを待つよ）
「♮ Melody」
（Going my way 今の自由でこれからも歩いて行く）
まだ3周目ですが、聴くたびにアルバムとしての完成度の高さをこれでもかと感じています。恥ずかしながら、これまで石原夏織さんについてあまり知らなかったので、偉そうに感想なんて語っていいのかと悩みもしましたが、「タイミングなんて関係なしに良い曲に出会ったら良い曲と叫んだほうが絶対楽しい」という言葉を見て、知識や文章力が拙くても大声で叫んで良いんだ！と勇気をもらい今回ブログを書きました。
バックボーンやインタビューを知るほど曲の深みは増していくので、今後は色々な媒体に触れつつ太陽に手を伸ばしたいと思います。
駄文､長文失礼しました。
